目と地、品

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どのお客さまにも共通してほめられるのが「目が揃っている」「きちんと編まれている」ということです。売り物なんだから当たり前でしょと思うかもしれませんがまあお聞き下さい。

関根くんの恋のサラちゃんによると、常に同じ力加減で糸を繰り、針に掛けて通しまた引くというのは限られた人にしか出来ないことで、それを完成させられるのはさらにまた少ない人らしいです。(原文通りではないと思うので気になる方は『関根くんの恋 河内遥』でご確認ください)

私もかぎ針編みを始めた子供の頃は全然出来てなかった。というかちゃんとしたメソッドを知らなかったので毎回編み始めが編み終わりより大きくなったり小さくなったりしてまったく思い通りにならず完成もしなかったです。今は逆に自分の編んだものを改めて見ると、きっちり揃った編み地に軽い狂気すら感じます。でもかぎ針編みは人間の手でしか出来ないことなんですよ。てへぺろ

今回お客さまに「写真で見ても編み目が綺麗に見える。実物を見ても綺麗だし、他の作品もピシッと決まっていて品があるように見える」と言っていただけて、少し驚きました。この編み目の綺麗さは品につながるのか…!という今まで思いもよらなかった発想でした。とても嬉しかったし、改めて考えさせられたのでブログにしてしまいました。ありがとうございます。

https://auctions.yahoo.co.jp/seller/absolute_temperture